株式会社テックアドバンス

大阪市内で10年以上にわたりSES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開する企業です。

従業員数は50名、年間売上は約3億円に達し、多くのクライアント企業にエンジニアを派遣し、ITプロジェクトの支援を行っています。

テクノロジーの進化に対応し、高度なスキルを持つエンジニアを育成・派遣することで、顧客の信頼を築いてきました。

従業員数 50名
業種 IT
解決したい課題 コロナ禍により、多くのプロジェクトが延期や中止となり、エンジニアの派遣先が減少するという厳しい状況に直面。

リモートワーク対応の最前線!ゼロ補助を活用したSES企業の成功事例

ーどんな課題を抱えていましたか?

株式会社テックアドバンス社代表 山田さん:コロナ禍の影響で、多くのプロジェクトが延期や中止となり、派遣エンジニアの仕事が激減しました。これにより、エンジニアたちの雇用を維持するのが非常に困難な状況に陥りました。

また、リモートワークの普及に伴い、リモート環境に対応した新しいサービスを提供する必要がありましたが、システム開発やマーケティングにかかる費用が大きな負担となりました。

新規サービスの具体的な内容:
ネットワークインフラの設計・構築:リモートワークに最適なネットワーク環境を提供し、セキュアな通信を確保します。
クラウドサービスの導入支援・クラウドベースのツールやソフトウェアの導入を支援し、業務効率を向上させます。

新規サービスを工数少なく、効率よくリリースする方法を考えました。販促方法はいろいろ考えていたので、補助金とマーケをセットで相談できるゼロ補助はありがたかったですね。

ーそれをなぜ解決したいと思ったのですか?

山田さん:従業員たちの雇用を守り、彼らのスキルを最大限に活かすために、新しいサービスを提供する必要がありました。

リモートワークが普及する中で、クライアント企業に対しても新しい価値を提供することが求められていました。しかし、資金不足が最大の壁となっていました。

ゼロ補助を通じた支援の流れ

ー導入にあたり、気にしていたことは何ですか?

山田さん:申請手続きがスムーズに進むかどうか、採択後の資金の使い道や報告義務について不安がありました。特に初めての補助金申請であったため、申請が通るかどうかも心配でしたが、「ゼロ補助」の専門スタッフのサポートがあれば安心できると信じていました。

知り合いの会社が、補助金を交付された後に「事務局から返金を求められた」と聞いたことがあったため、どのように申請するのか、そしてどのような条件で補助金を返金しなくてはならないのか?を自分たちで把握するには制度が複雑でわかりにくかったです。

ゼロ補助の担当者の方に、いろいろアドバイスしてもらえて、注意事項を共有してもらえたので安心できました。初めてのことなので安心感があったため申請するはこびとなりました。

ー「ゼロ補助」のことをどこで見つけたのですか?

山田さん:ネット広告とウェブサイトでの情報を見て知りました。すぐに問い合わせして、自社の概要や状況を共有していき、申請できる補助金を探してもらえました。

特に、無料申請サポートと採択後の販促支援が非常に魅力的でした。

コロナ禍で新しい道を切り開く!補助金活用の具体的活用コスト

ー補助金を活用してどのような成果がありましたか?

山田さん:新規サービスとして以下の内容を企画しました:

「ネットワークインフラの設計・構築」
リモートワークに最適なネットワーク環境を提供し、セキュアな通信を確保するサービスです。

補助金を活用して新しいリモートワーク対応サービスを提供するためのマーケティング活動を行いました。具体的には、以下のような内訳で300万円を使用しました:

1. マーケティング活動

オンラインでの見積もりを可能にするシステムの開発と導入。これにより、顧客が簡単に見積もりを取得できるようになります。

・サイト費用:150万円
狙い:新しいサービスの情報をわかりやすく伝えるためのサイトデザインを刷新しました。これにより、訪問者がサービスの詳細を簡単に理解できるようにし、問い合わせの増加を目指しました。

具体的な内容:ユーザーフレンドリーなデザイン、モバイル対応、SEO対策を強化。

・プロモーション用ランディングページの開発:50万円

狙い:特定のターゲットに対して新サービスの魅力を訴求するための専用ページを作成しました。これにより、ターゲット層へのダイレクトなアプローチが可能となり、コンバージョン率の向上を目指しました。

具体的な内容:サービスの特徴、導入事例、お客様の声、問い合わせフォームの設置。
効果:ランディングページのコンバージョン率が25%増加しました。

・SNS広告費用:50万円
ーFacebook広告キャンペーン:20万円

狙い:ターゲットとなるIT企業の経営者や担当者にリーチし、新規サービスの認知度を向上させることを目指しました。

具体的な内容:ターゲティング設定、広告クリエイティブの作成、キャンペーン実施。
効果:広告のクリック率が10%増加し、ウェブサイトへの訪問者数が増加しました。

ーLinkedIn広告キャンペーン:30万円

狙い:B2Bマーケットでの認知度を高めるため、専門職向けのSNSであるLinkedInを活用しました。

具体的な内容:ターゲティング設定、広告クリエイティブの作成、キャンペーン実施。
効果:LinkedIn広告からの問い合わせが20件増加し、商談に繋がる可能性が高まりました。

2. コンテンツ制作費用:50万円

ユーザーフレンドリーなデザインに改良し、SEO対策を強化したウェブサイトのリニューアル。

・1、ブログ記事とホワイトペーパーの作成:30万円
狙い:専門性の高いコンテンツを通じてリードジェネレーションを図り、見込み顧客に価値ある情報を提供することで信頼を構築しました。

具体的な内容:SEO対策を施したブログ記事の作成、ダウンロード可能なホワイトペーパーの執筆。

・2、ウェビナーの開催:20万円

狙い:リモートワーク環境の整備やクラウドサービスの導入についての知識を共有し、潜在顧客との関係を強化することを目指しました。

具体的な内容:ウェビナーの企画、スピーカーの招聘、プロモーション活動。